使用器具は、院内感染予防のため

オートクレーブによる高圧蒸気滅菌
●患者様ひとりひとりに対するハンドピース(歯の切削器具)滅菌
強酸性水による殺菌

を行っています。

詳しくは、コチラの記事をご覧ください

各チェアーに配置されている切削時の水、シリンジの水、コップの水及び圧縮空気は、水・エアークリーンフィルター(超精密フィルター)により空気中・水中の細菌・微生物・微粒子を除去した状態で供給されています。

歯を削る機械(ハンドピース)にはクリーンヘッドシステムを採用し、冷却水路に水や血液等が逆流しないようになっており、特殊表面処理による汚物防着ボディを採用しております。

更に、室内の空気をクリーンに保つために、バイオフィルター内臓の4.口腔外バキュームを設置しています。

1.クラスB滅菌器

≪ヨーロッパ規格水準をクリアする安心のクラスB滅菌器を導入しました。≫

平成29年5月のGW中に滅菌室を増設し、新しく三台目の滅菌器を導入しました。
滅菌とは「すべての細菌ウィルスを死滅させること」です。

オートクレーブのクラスは上からクラスB・クラスS・クラスNに分類されます。
日本で多く使用されているのはクラスNです。しかし世界の基準は厳しく、ヨーロッパ水準はクラスBです。
当院で今回導入した滅菌器はユーロンダ社の製品で、院内感染予防対策のために開発され、高度な滅菌処理をすることで清潔で安全な院内環境を維持し
感染から守るヨーロッパ基準をすべてクリアしたクラスBのオートクレーブです。

数回の真空と蒸気・加圧を繰り返すことで優れた滅菌性能とクオリティの高さがあります。
特にインプラントや外科においては確かな感染対策と術者や患者さんに安心と安全を届けることができます。

実は当院のクラスBは二台目でもう一台は、歯を削るドリル専用で通常では洗浄できないような 内部まで確実に洗浄・滅菌する、 世界でも数少ない、最新のシステムです。
ドイツシロナ社の滅菌器を導入しており、厳しいヨーロッパ基準と同じ衛生環境の下、安全な治療をご提供します。

クラスB滅菌器

2.ハンドピース用滅菌器

患者様お一人お一人のために、ハンドピース(歯の切削器具)を通常では洗浄できないような 内部まで確実に洗浄・滅菌する、 世界でも数少ない、最新のシステムです。

当院では、ドイツシロナ社の滅菌器を導入しており、厳しいヨーロッパ基準と同じ衛生環境の下、安全な治療をご提供します。 

ハンドピース用滅菌器

3.オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)

当院で使用する器具は院内感染予防のため、オートクレーブ滅菌を行っ ています。

オートクレーブ滅菌とは、高温高圧の飽和水蒸気を作り、空気中や血液、唾液中の微生物を殺菌する方法です。

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)

4.強酸性水

強酸性水

色々な細菌やウィルスを滅菌する消毒薬は沢山ありますが、消毒作用が強いものは人体に対する毒性も強いため、使用に際しての注意が必要です。

しかし、この強酸性水は、水道水に食塩を入れて電気分解によって生成されるもので、優れた殺菌効果を持ちながら、人体への影響は殆ど無いと言われています。

最近では「アトピーが治る水」と注目を集めている強酸性水は、 器具の消毒はもちろん、手指の消毒、含嗽(うがい)や入れ歯の消毒、 虫歯や歯周病細菌の殺菌にも使用されています。

含嗽(うがい)により、虫歯・歯周病予防にも効果があると言われています。 

5.口腔外バキューム

歯牙の切削粉末や、入れ歯の削合粉末が、空気中を汚染しないよう、バイオフィルターを内蔵した口腔外バキュームを使用し、 診療室内の環境をクリーンに保っています。

口腔外バキューム